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2021.05.10

法学部公認サークル「岡山大学法友会」が、消費者庁「消費者支援功労表彰」の内閣総理大臣表彰に選ばれました

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 消費者利益の擁護・増進のために活躍する方々を表彰する、消費者庁の令和3年度「消費者支援功労表彰」が4月28日発表され、本学の法学部公認サークル「岡山大学法友会」が、筆頭となる内閣総理大臣表彰に選ばれました。
 本表彰は消費者支援活動の奨励のため、平成23年度の消費者庁創設から毎年行われています。法友会は現在47人で、平成29年度から、岡山県立岡山一宮高等学校、清心中学校・清心女子高等学校、創志学園高等学校など近隣の中学・高校に出向き継続して法教育・消費者教育を行っています。授業では岡山県消費生活センターの教材を用い、「コンサートチケットをダフ屋から購入することが法的に問題になるか」「ネット上のどのような書き込みが法的に問題になるか」といった具体的な事例について、ロールプレイやグループワークを交えながら授業を展開。地域社会の消費者教育に貢献してきたことが高く評価され、消費者支援功労表彰の中でも、極めて顕著な功績があったと認められる個人・団体に授与される「内閣総理大臣表彰」の受賞が決まりました。5月31日に首相官邸で表彰式が行われる予定です。
 法友会代表の法学部3年・清原和昭さんは、「日頃から私たち法友会の活動を支えてくださっている岡山県消費生活センターや消費生活相談員のみなさま、中学校・高校の先生方、岡山弁護士会の先生方、そして法学部をはじめ岡山大学の先生方のおかげだと感謝しています。今後もより質の高い授業ができるよう、会員一同、一層努力して参ります」と感想を話していました。顧問の学術研究院社会文化科学学域(法)・濵田陽子准教授は、「授業のたびに打合せやリハーサルを何度も繰り返し、授業後には振り返りで学びを共有し、先輩が残してくれたものを少しずつ発展させ、他者への協力を惜しまず、前向きに活動してきた成果だと思います」と法友会学生たちを労いました。

○令和3年度消費者支援功労表彰の受賞者一覧はこちら

【本件問い合わせ先】
 学術研究院社会文化科学学域(法)准教授 濵田 陽子(法友会顧問)(TEL: 086-251-7501)