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SDGsを共通言語に、「グローバル実践人」の育成を加速化

岡山大学の「PRIMEプログラム」は、国際化を牽引する大学として存在感を高め、地域に根ざし、世界に輝くことのできる実践人を育成する取組です。2017年度からは、「PRIMEプログラム」をよりグローバルな視点に立つ取組とするために、2015年度に国連より提唱された「持続可能な開発目標(SDGs)を世界と繋ぐ共通言語として国際化を推進しています。SDGs達成の観点を取り入れることで、社会課題を発見・解決する実践人を育成し、地域や国際社会との一体的なパートナーシップを構築します。

SDGs

NEWS & EVENTS

超えて繋がる岡山大学SDGsのパートナーシップ‟Goal 17”

岡山大学は、1994年国立大学で初めての“環境“の名を冠した環境理工学部を設置し、環境学の教育研究に取り組んできました。2007年にはアジア初のユネスコチェアとして、ESD(持続可能な開発のための“教育“)の取組も進めてきました。2017年にSDGsに関する岡山大学の行動指針を策定し、全部局がSTI for SDGsのための“研究“や”社会“イノベーションに関わっています。
さらに、学長のリーダーシップのもと、産官学金言と協働して、目標を達成するためのパートナーシップ(Goal17)を構築しています。
また、2017年には日本政府から、第1回「ジャパンSDGsアワード」の特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を国立大学で唯一受賞しました。

  1. 環 境
    • 地球規模の環境変化への対応
  2. 教 育
    • SDGsを実践する人材の育成
    • 医療と健康
  3. 研 究
    • エネルギー確保のための科学と
      ソリューションの提供
    • イノベーションの創出
  4. 社 会
    • まちづくりへの支援
    • 共生社会の実現

ACTION

「米国国務省クリティカル・ランゲージ・スカラシップ(CLS)プログラム」に採択

本学は、米国国務省・教育文化局が運営する「クリティカル・ランゲージ・スカラシップ(CLS)プログラム」に国立大学として初めて採択されました。
2019年度は、全米の大学から集う約500人の応募者の中から選抜された全米トップレベルの大学学部生や大学院生26人に、地域を活かした課外活動やホームステイ活動等を提供し、SDGsやESD(持続可能な開発のための教育)を通したグローバル教育を推進しました。
2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、本学への実留学はできませんでしたが、10月から7週間、日本語・日本文化プログラムをオンラインで開講し、全米から選抜された13人の留学生が受講しました。

世界ユースサミット「One Young World」へ学生を派遣

2015年度から、国立大学初のパートナーとして世界ユースサミット「One Young World(OYW)」(世界190ヵ国以上から各国を代表する次世代の若いリーダーたちが一堂に会する世界最大級のサミット)へ毎年2人の学生代表を派遣しています。OYWは、SDGsを枠組みとしながら、気候変動から戦争と平和、教育、人権、リーダーシップ、グローバルビジネス等、多岐にわたるディスカッションを行います。
2019年度のロンドン大会では、本学の学生(国際バカロレア入試により入学)が、全体セッションの一つ「One Young World 宗教間対話」において世界ユース代表の1人として選出され、現職のリーダーらと共に壇上にあがりました。日本人として史上3人目となるステージ選出であり、本学として初の快挙です。

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