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在学生

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井上 倖希
INOUE Saki

法学部

Profile
兵庫県姫路市出身。岡山大学法学部昼間コース、法曹プログラム、グローバル人材育成特別コース所属。
シンガポールやマレーシアでの語学研修に参加。2021年8月ASEAN向け日本留学セミナーでMCとプレゼンターを務める。プライベートでも留学生との交流を深めている。

 私は法学部に在籍し、主に税法を学ぶかたわら、グローバル人材育成特別コース(Gコース)にも所属しています。長期留学に行くことを目標にしていましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、参加予定であった留学プログラムが中止となりました。留学を楽しみにしていただけに大きなショックを受けましたが、コロナ禍でも語学力向上のため、大学の語学研修(オンライン)に参加したり、学内にある「L-café」に通ったりして国際交流を続けていきました。そのような状況の中で、ASEAN向け日本留学セミナーにMCとプレゼンターとして参加するチャンスが巡ってきました。
 参加する前は、多くの人の前で司会進行をしたり、発表したりすることは私には務まらないと思い、参加を迷っていました。そんなとき、Gコースの先生に、「興味があるならやってみませんか?いい経験になると思いますよ。」と言われ、その言葉に背中を押されて挑戦することに決めました。
 事前準備では、他大学の参加者と英語を使って作業を進めていきましたが、普段使わないような表現が多用されたり、自分が伝えたいことを上手く表現できなかったりと、想像以上に大変でした。自分で英語の勉強をし、岡山大学のスタッフの方にアドバイスを頂きながら、準備を進めていきました。また、キャンパスライフを紹介するプレゼン資料では、岡山や岡山大学の魅力の発信に加えて、日本全体の留学をプロモーションするという側面を盛り込むことにも気を配りながら準備していきました。
 セミナー本番では、予想外の質問が寄せられて困った場面もありましたが、周りの方々に助けてもらいながら対応することができました。私の発言に対する参加者のリアクションに臨機応変に英語で対応するという経験を得て、より実践的な語学力が身についたと感じています。また、180人を超える海外の参加者と共通の関心事についてコミュニケーションを深める中で、国境を越えて人と繋がる喜びを感じました。
 セミナーに参加するまでは、実際に現地へ留学することに勝る国際交流はないと思っていました。しかし、セミナーを通して、多様な国の人々と国境を越えてコミュニケーションをとることができること、オンラインでも実践的な語学力向上に繋がることを体験し、オンラインでの国際交流でも成長できる機会を得られることを実感しました。この経験から、今できる国際交流に積極的に挑戦しようと思うようになりました。まだ長期留学に行きたいという思いを持ち続けていますが、渡航することが困難な状況が続いているので、いつか留学できる時まで、日本にいながら自分にできる国際交流に挑戦して、より成長していきたいと思います。

(2021年11月時点)

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